( ・ω・)ノてなわけで〜制御不能なままで地球への落下が懸念されているアメリカのスパイ衛星「NROL-21/USA-193」でありますが、このたびアメリカのブッシュ大統領が国防総省にミサイルで撃墜するように指示したと言う事でありますよ。
日本の今朝早くに記者会見があったようで、NASATVでも中継が行われたようでありますのぉ。
もちろんその時間は寝てたので見てませんが、NASAのマイケル・グリフィン長官も会見に出ていたそうですよ。
ヾ(´ω` )一応名目上は衛星の撃墜は人命への危険を避ける為で、衛星の機密保持でもアメリカの対衛星防衛能力の誇示でもないと言う事ではありますが、まぁ実際の所はそれもひっくるめてと言う事なんでしょうね。
今回制御不能のスパイ衛星に限らず、スパイ衛星ってのは低高度の軌道に投入されるので、しょっちゅう姿勢制御用のロケット使って地球に落っこちないようにしているわけですね。
で、姿勢制御用の燃料が無くなった時がその衛星の寿命と言う感じな訳ですね。
( ・ω・)ノ所が今回の問題の衛星は打ち上げてすぐに通信が途絶してコントロール不能になった為に、この姿勢制御用の燃料がほぼ丸々残った状態なわけですのぉ。
でもって、その姿勢制御用燃料と言うのが「ヒドラジン」なわけですよ。
ヒドラジンは常温で保存が可能な事と、点火器が不要で再着火も容易なのでこういう姿勢制御用の燃料としてよく使われているんですよね。
所がこの「ヒドラジン」非常に毒性が強く、皮膚などに付くと腐食してしまって大変な事になるという代物なわけですのぉ。
ヾ(´ω` )ちなみに、ほんとは今日打ち上げ予定だったH-2Aロケットも打ち上げが延期になっちゃいましたが、このヒドラジンが充填中に漏れた為だそうですね。
まぁ、人的被害がなかったから良かったですが、旧ソ連や中国ではロケット実験の失敗などでこのヒドラジンがまき散らされてえらい事になったと言う話ですからね。
で、アメリカ政府としてはこの「ヒドラジン」がうっかり地上にまき散らされるのを避ける為にミサイルで撃墜しようということでありますね。
なんか計画ではこのヒドラジンのタンクを直接ミサイルで破壊する事を考えているらしいですよ。
( ・ω・)ノなおこの計画にはアメリカ海軍のイージス艦に搭載した「SM-3」ミサイルを使用すると言う事ですよ。
まぁ、ミサイル防衛システムに使われている物なので、設定の変更が必要だということでありますが、目標の衛星は小型バスほどの大きさなので飛んでくるミサイルを撃ち落とすよりは的はでかい事になりますのぉ。
まぁ、上手い事考えたとおりに大気圏突入寸前に撃墜する事が出来るかどうかでありますけどのぉ。
ヾ(´ω` )大気圏に突入する直前より前に撃つと今度は軌道上に余分なデブリをまき散らす事になりますからのぉ。
他の正常に機能している軍事衛星に影響が出る恐れがありますよね。
かといって大気圏に突入してからでは今度はバラバラに分解しちゃうので難しいと言う事でありますね。
かなりタイミングが難しいような気もしますが、一応軌道要素がわかってるからなんとかなりそうって事なんですかね。
( ・ω・)ノ中国の衛星破壊実験と違って高度がずっと低いですからのぉ。
一応アメリカ政府の予定では、わずかにデブリは出る物のそのほとんどは数ヶ月以内には大気圏内に突入するということでありますよ。
ほんとはねー大気圏突入時に全部燃え尽きてくれればいいんですけども。
でもなんか突入の角度がまずいのか、アメリカ政府の話では衛星の半分くらいが燃え残って地球に落下しそうな感じらしいっすよ。
で、せめてヒドラジンの入った燃料タンクは燃えてなくなるといいのにーと思ったら、なんかスペースシャトル「コロンビア」号の事故の時には燃料タンクはほぼ無事な状態で見つかったとか。
ヾ(´ω` )中身がたっぷり入った燃料タンクが地上にでも落ちてきたら目も当てられませんね。
まぁ、地球の表面の7割方は海なので、そう簡単に地上に落ちないとは思いますが、万が一の事を考えると…って感じなんですかね。
燃料タンクの中身がヒドラジンじゃなければねー、まだここまで心配しなくても良かったカモですけども。
とりあえず今飛行中のスペースシャトル「アトランティス」の帰還が20日なので、それ以降に行われると言う事でありますよ。
何はともあれデブリが予想以上にまき散らされたりと言うような事がないといいんですけどね。
参考ページ
毒物および劇物の事故時における応急措置に関する基準(滋賀県)
ヒドラジン
ニュース 海外 アメリカ 災害 衛星 スパイ衛星


