2005年10月16日

ブラックホール近傍で星が形成されている事が判明

ブラックホールが星を育てる 英独の研究者ら観測

 ブラックホールが星を育む――星の形成をめぐり、英独の研究者らが13日、こんな研究成果を発表した。われわれの銀河系の中心にある超巨大ブラックホール「いて座A」を米航空宇宙局(NASA)のチャンドラX線観測衛星で調べたところ、周辺で次々に星が生まれていることを裏付ける観測結果が得られたという。すべてをのみ込み破壊する場所という従来のブラックホール像が変わる可能性もある。

元記事:asahi.com
http://www.asahi.com/science/news/TKY200510140133.html



( ・ω・)ノと、言う訳で従来のブラックホール像が一変しそうな研究結果が発表されましたねぇ。
これまでブラックホールの周辺にある巨大な星について、その場所で生まれたのか、それとも遠く離れた場所で生まれたものがブラックホールに吸い寄せられてきたのか、2つの説があった訳なんですねぇ。

ヽ(´ω` )で、今回イギリスとドイツの研究者グループがNASAのチャンドラX線観測衛星をつかって、ブラックホールからのX線を解析した所、周辺部に可視光では見えなかった太陽程度の小さな星が約1万個もある事が判明したと言う訳ですねぇ。
巨大な星が他の場所から吸い寄せられた物であるなら、それよりも質量の小さい星はもっと沢山吸い寄せられているはずだと言う事で、今回の観測でわかった数は周辺で星が生まれるという理論を裏付けるものになるんですねぇ。

( ・ω・)ノまぁ、考えてみればブラックホールの周辺には吸い寄せられた星間物質やガスが円盤状集まって回っている(降着円盤)訳で、そう考えるとガスが集まっているからある意味星が出来やすいのかも知れませんのぉ。
これまでブラックホールは周辺にある降着円盤からX線や上下から高速のジェットを吹き出したりしているのは確認されてましたけどのぉ〜。

ヽ(´ω` )星の誕生まで手伝っているとはなかなか幅が広いですね、やる事の。
今までは単純に周りにある物を吸い込んでしまうだけかと思われてたんですけどね。
ちなみに「いて座A」と記事には書かれてますが、正確には「いて座A*(いて座Aスター)」で、我々の太陽系のある銀河系の中心部にあると思われる超巨大ブラックホールです。
「いて座A」と言う呼称は。電波天文学が始まってすぐにいて座でもっとも強い電波源と言う事で「いて座A電波源」と名付けられたのが始まりであります。

( ・ω・)ノその後電波望遠鏡の分解能(どこまで細かい構造が見られるかという能力)が向上した結果、10光年ほどの広がりを持っていた「いて座A」は数光年の大きさの「いて座Aウェスト(真の銀河系中心)」とその側の「いて座Aイースト(恐らく銀河系中心近くの超新星残骸)」の2つに分かれる事が判明し、更に更に今度は電波干渉計システムによって電波望遠鏡の分解能が向上した為に銀河系中心は非常に小さい電波源であると認定されて、まるで星の様に小さいと言う事で「いて座A*(いて座Aスター)」と名付けられた訳ですのぉ〜。

ヽ(´ω` )NASAのサイトの方にこのニュースについての詳しい記事が載っているので、興味のある方は読んでみてくださいね。
英語なのが難点ですが、そこはexciteのwebページ翻訳とかを駆使しして。
…まぁ、なかなかに奇妙に訳してくれますが。


参考サイト
NASA Cradled by Destruction(英語)
http://www.nasa.gov/missions/deepspace/chandra_blackhole_stars.html
posted by Giselle at 03:22| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス(2005年) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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