インドがパキスタンに救援物資 被害集中のカシミールへ
パキスタン北部を震源とする地震被害への対応として、インドとパキスタンは10日、インドから救援物資をパキスタンに空輸することに合意した。11日中にも第1便がパキスタンに向かう。パキスタン政府は、両国対立の核心であるカシミール地方での協力は拒んでいるが、それぞれの救援ヘリが停戦ライン近くを飛行することを認め合うなど「助け合いの空気は生まれている」(インド外務省)という。(後略)
元記事:asahi.com
http://www.asahi.com/international/update/1011/011.html
( ´ω`)ノと、言う訳でカシミール地方の領有権をめぐって非常に仲の悪いインドとパキスタンの両国なんですが、さすがに今回のパキスタン北部を震源とする地震の被害状況に喧嘩してる場合じゃないと手を取り合おうと言う感じになってきてる様ですね。
インドネシアでもそうでしたが、圧倒的な自然の脅威の前では人間同士の争いが如何に小さなものか思い知らされるんでしょうかね。
ヽ(・ω・ )何しろ死者の数がパキスタン国軍高官の話で「3万5千人〜4万人に達する」と言う見通しがあるそうですからのぉ。
パキスタン以外の死者も含めれば4万人近い数になっても不思議じゃないんじゃないですかのぉ。
しっかし、ものの見事にカシミール地方の停戦ラインのすぐ側ですのぉ、震源地は。
これならそれまでのわだかまりと対立があったとしても、協力して被災者の救援に当たるのが有効な手であるのは確かですのぉ。
( ´ω`)ノしかし、インド側の方から土砂崩れなどでパキスタン側から近づき難い地域でも、インド側からなら比較的容易に行ける被災地があると言う事で、カシミール地方でインド側から医療救援部隊を送ろうかとの提案と、インド空軍からのヘリの派遣については、パキスタン政府は断ったそうですけどね。
インド側がカシミール地方の停戦ラインを越えて行動するのを認めると、世論の反発を招くのではないかという懸念があるんでしょうねぇ。
ヽ(・ω・ )そこの所は難しい所ですのぉ。
ほんとは協力してお互いに近づき合う良い機会なんですけどのぉ。
まぁ、カシミール地方は除いての協力であっても最初の1歩としては良しとするべきですかのぉ。
そう言えばイスラム過激派の連合体である「統一聖戦評議会」は10日にインド側への攻撃を一時停止する事を宣言した様ですよ。
もっとも被災者への配慮と言うより、自分達が地震の被害の為にインド側を攻撃しに行く余力がないのかも知れませんけどのぉ。
( ´ω`)ノそう言えば、インド側の民家へ武装グループが押し入ったと言う事がありましたね。
その辺は何らかの物資の略奪が目的だった可能性もありますが。
末端のグループまではこうなると完全に統御しきれないのかも知れませんが。
山間部の方では、被災状況が未だにはっきりとわからない所もあるそうですし。
中には武装した集団が、援助物資を運ぶトラックを襲って物資を強奪していると言う話もあるそうですよ。
ヽ(・ω・ )結局道路が寸断されて物資が充分に行き渡らない為に、被災者の不満が高まっているので、そう言う略奪行為が行われてしまうんですのぉ。
現地は山間部で夜間はかなり厳しい冷え込みになるそうですしの。
避難所が必要な人達が、山岳地帯の方だけで250万人にもなるんじゃないかと言われてますよ。
ほとんどの家が石を積み上げただけの住宅で、今回の地震で崩れてしまったんでしょうねぇ。
( ´ω`)ノとにかく一刻も早く救援物資を届けないといけないんでしょうけどね。
なかなか輸送手段も人でも足りない状態で、なおかつどこで何が必要とされているかを把握仕切れていない状況なんでしょうねぇ。
まぁ、はっきりと言えば、全ての被災地で全ての物が足りないんでしょうけども。
日本の自衛隊も、パキスタン政府の正式な要請があれば、すぐに陸上自衛隊の輸送機とヘリを派遣する予定にしているらしいですよ。
こんな時ですからね〜、少しでも人手は多いにこしたことないですよね。
ヽ(・ω・ )そう言えばパキスタンのパンジャブ州で11日現在日本人2世帯5人の安否がまだ確認されていないそうですよ。
そちらの方も心配ですのぉ。
まぁ、電話とかも繋がりにくい状態になっているそうなので、連絡したくても出来ない状態なのかも知れませんが。


