2007年05月13日

NASA、ハッブル宇宙望遠鏡の後継機「ウェッブ宇宙望遠鏡」の原寸模型を公開



( ´ω`)ノというわけで、2日程前の話ですが、アメリカ航空宇宙局(NASA)が現在使われているハッブル宇宙望遠鏡の後継機となるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の原寸模型を公開しましたよ。
地上の様に大気の影響を受けない宇宙空間に設置すると言う事で、ビッグバン後に最初に生まれた星の観測や太陽系外惑星の観測などに威力を発揮するのではと期待されている訳ですね。
ちなみに、このジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は地上から約150〜160万qの高度の軌道に投入される予定となっています。
ハッブル宇宙望遠鏡の高度が地上575qと言う事なので、ずっと高い所に置かれる事になります。

ヾ(・ω・ )正確に言うとハッブル宇宙望遠鏡の地球の周りを回る訳ではなくて、ラグランジュポイントという、太陽と地球との重力や遠心力の関係で安定してその場所に存在できるポイントに置かれるわけですのぉ。
L2と言う質量の大きい2体(太陽と地球)を結ぶ線上のうち、小さい方の天体(地球)の外側に位置するポイントで、このポイントは太陽と地球が同じ方向にあるので、太陽光を遮光したりするのがとても楽なんですのぉ。
そして重力的に安定した場所であるので、頻繁に軌道修正を行う必要もないと言うのがメリットでありますのぉ。
但し、場所が場所だけに地上から600q程の所にあるハッブル宇宙望遠鏡と違って、故障が発生しても簡単に修理には行けないと言うデメリットはありますのぉ。

( ´ω`)ノちなみにこのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はアメリカ、欧州、カナダの宇宙機関の共同プロジェクトで、建造にかかる経費は約5400億円、大きさはハッブル宇宙望遠鏡の約3倍で口径6.5mの六角形の反射鏡とテニスコートとほぼ同じ広さの遮光シールドを備えていると言う事ですよ。
この遮光シールドによって搭載される観測機器が低温に保たれて正常に機能する事が出来る様になると言う事でありますね。
なお、当初の計画では2011年頃の打ち上げを予定されていましたが、ハッブル宇宙望遠鏡の補修ミッションがまた行われると言う事で、2013年に延期となりました。

ヾ(・ω・ )2013年と言う事で、もう既にアメリカのスペースシャトルは退役しているので、打ち上げは欧州のアリアンVロケットで打ち上げられることになるわけですのぉ。
まぁ、2011年でもすでにシャトルは退役してる予定でありますが。
で、六角形の反射鏡と言う事は、ハワイのマウナケア山頂にあるケック望遠鏡みたいな複数の鏡を組み合わせて1つの鏡として使う方式なわけですのぉ。
打ち上げの時にはあれこれ折り畳まないといけないわけなので、ハッブル宇宙望遠鏡みたいな1枚鏡と言うわけにはいきませんわなぁ。
しかし、写真を見るとパッと見、これが望遠鏡と言われてもわかんないですのぉw

参考ページ
NASA
http://www.nasa.gov/home/
NASA's 'Webb Slinger' Heads to Washington, D.C.


   
   
posted by Giselle at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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