2006年12月25日

巨大銀河の赤ちゃん88億光年先で発見、通説より銀河のベビーブームは長かった?

長かった宇宙の「ベビーブーム」、星量産し銀河急成長

 多数の星をつくりながら急成長している銀河を、地球から88億光年離れた場所に、国立天文台や東京大などの観測チームが発見した。星が活発に誕生したピークは100億年前とされるが、より長く「ベビーブーム」が続いたことになるという。25日発行の日本天文学会欧文誌に発表した。

 調べたのは、うしかい座にある銀河MIPS―J1428。7基のアンテナを使って観測する国立天文台の野辺山レインボー干渉計(長野県)で、この銀河からの微弱な電波をとらえた。(後略)
元記事:asahi.com


( ´ω`)ノこれまではこのうしかい座方向約88億光年先でに発見された銀河「MIPS-J1428」の様な星の素になる一酸化炭素分子ガス(以降分子ガス)が大量に存在する巨大銀河の赤ちゃんは、100億年以上も昔の宇宙では数個発見されているだけでした。
その為、これまでの通説では巨大銀河の形成は100億年以上昔の宇宙に集中していたと思われていたわけですが、今回の88億光年先の「MIPS-J1428」観測によってそれが覆ることになりそうだと言うわけですね。

ヾ(・ω・ )もしかしたら巨大銀河の形成はもっと最近まで続いていたかもしれないと言うことでありますのぉ。
…と言っても宇宙の話なので何十億年も前の話だったりするかもでありますがのぉ。
で、今後観測を進めていくと巨大な銀河だけではなくて我々の太陽系がある天の川銀河の様な普通の銀河の形成や進化についても新しく何か分かるんじゃないかと言う事が期待されると言う事でありますのぉ。

( ´ω`)ノしかし物凄い勢いでこの「MIPS-J1428」って銀河では星が生まれてるですねぇ。
星の材料となる分子ガスが天の川銀河の30倍以上もあるだけに、天の川銀河だと太陽位の恒星が1年に数個程度しか生まれないのに対して、「MIPS-J1428」ではその1000倍以上のスピードで5000個以上の星を作りながら急速に成長しているそうですよ。
それだけに天の川銀河よりも約10倍高密度で、平均の温度も約40度高いそうで、まさにホットな状態にあるというわけですねぇ。

ヾ(・ω・ )ちなみにこの「MIPS-J1428」銀河の観測は国立天文台の「野辺山レインボー干渉計」を使って行われたんでありますが、なんで「レインボー干渉計」って言うのかと思ったら野辺山の45m電波望遠鏡と10mのアンテナ6台の計7台をケーブルで繋いで1つの大きな電波望遠鏡の様にして使うそうで、7台が集まって素晴らしい性能が得られることから「レインボー干渉計」と名付けたんだそうですよ。
世界でもトップクラスの性能があるそうで、だからこそ今回の観測も出来たというもんでありますのぉ。

( ´ω`)ノ南米チリのアンデス山中標高5000mのアタカマ砂漠に作っている「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA)」が出来ればもっと楽に観測できるらしいんですけどねぇ。
まぁ、場所が場所だけになかなかじゃ無いでしょうけども。
今の予定だと2012年に本格運用開始でしたっけねぇ。
「ALMA」なら「MIPS-J1428」の観測と同様の観測条件なら「レインボー干渉計」のわずか約1/5000に短縮できるらしいですよ、早く完成するといいですね。

参考ページ
国立天文台
http://www.nao.ac.jp/
野辺山レインボー干渉計が解き明かす暗黒の宇宙(プレスリリース)
http://alma.mtk.nao.ac.jp/~diono/press/index.html


    


posted by Giselle at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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