2006年12月21日

セルフリメイク版「犬神家の一族」を見てきました


 

出版社/著者からの内容紹介
信州財界一の巨頭、犬神財閥の創始者犬神佐兵衛は、血で血を洗う葛藤を予期したかのような条件を課した遺言状を残して他界した。血の系譜をめぐるスリルとサスペンスにみちた長編推理。(中島河太郎)


( ・ω・)ノというわけで、セルフリメイク版の「犬神家の一族」を昨日映画館で見てきましたよ。
最初行った新しい…というか綺麗な方の映画館は、昨日がレディースデイだった事もあってか既に満員だったので、すぐ近くのちょびっとだけ古い映画館の方で見ました。
最近の映画館は指定席で入替制なので、ゆっくりと座って見られるのは良いけども、2回見たいと思ってもそのまま連続で見られないのがちと残念な所でありますよ。
それはさておき映画の感想でありますが、原作も映画も有名な作品ではありますが、一応ネタバレは避ける方向でいこうとは思いますが人によってはネタバレの範疇が異なる場合もありますので、続きを読む方はクリックして続きを見て下さい。

ヾ(´ω` )まぁ、そんなわけで見てきたわけですが、かれこれ20数年は軽くいくお付き合いとなります横溝正史作品を読み始めたきっかけがこの「犬神家の一族」の旧作と言う事で、自分としても非常に思い出深く、また思い入れもある作品であります。
まぁ、旧作は映画館で見たことはないんですけどね。
それでも角川映画はCMが上手で、子供でも映画の中身は知らなくても映画のタイトルやなんかはよーく知ってましたけどね。
そんな中で家で「犬神家の一族」の原作本を見つけたのが、横溝正史との出会いでありました。

( ・ω・)ノ今考えるとどう考えても小学校低学年の子供の読む本じゃないんですけどな。
実際わからない言葉とか沢山ありましたしねー「衆道の契り」とか、今考えると親に訊かなくて良かったと言うか、何と言うか(笑)
さて、映画の方は旧作とほとんど脚本は変わっていない感じで、カット割りなんかも大体旧作を見た人には「あぁ、この場面は旧作でもあったな」と言う位同じでありましたのぉ。
セットも見た感じではほぼ同じ様な感じでしたが、まさか30年前のがそのまま残ってる訳ないので同じ様なのを作ったんですかのぉ。

ヾ(´ω` )小道具なんかは残ってるものもあったみたいですけどね。
今回は旧作ではロケでやった所をセットでやったりしたらしいですが、ロケとセットの部分の違和感とかあんまり無かったですね。
全体的な感想で言うと「悪くなかった」と言う所に落ち着きますかね。
旧作が名作なので、旧作を超えると言う所まではいきませんがね。
まぁ、これが初めて「犬神家の一族」を見ると言う人には血縁関係とかがややこしかったかも知れませんが。
自分としては全てストーリーが頭に入った状態で見ているので、多少話を端折られても充分についていけるんですが、全く白紙の状態で見た人はどうですかね?

( ・ω・)ノ長編を映画化なのでどうしてもある程度話を端折るのはしょうがないですからのぉ。
横溝作品特徴の入り組んだ人間関係とか全く知らない人は、ちょっとややこしく感じたかもしれないのと、話の展開について行きにくい所もあったかもですが、これはまぁ旧作でも同じ事なのですけども。
原作にあるエピソードが割愛されてたりしますからのぉ。
細かい所で難があるとすれば、台詞が変更された部分での語尾がちょっとおかしな「ですます」調になってたり、名前を「さん付け」で呼ぶのか呼ばないのかが徹底されてない部分での違和感とかがありましたのぉ。

ヾ(´ω` )更に細かい事を言うと何でそんな所でヘンに声が裏返ると迄はいかないまでもハイトーンになってちょっと変とか。
どう見ても珠世さんの方が佐清さんより年上です……orzとか。
松嶋菜々子はやっぱりちょっと違和感がありましたねぇ、珠世さん。
ファンの方には申し訳ないんですけども、珠世さんはちょっと違うなぁと言う感じですよね。
顔が現代的過ぎるんですかね?
後、佐清役の尾上菊之助が実年齢よりも若く見えるせいもあるんでしょうけども、松嶋菜々子が妙に老けて見えるというか何と言うか……。

( ・ω・)ノ実際に松嶋菜々子の方が4つ程年上ではあるんですけどのぉ。
佐清さんが妙に若く見えるもんだから相対的に年上感がUPしてましたのぉ。
まぁ、それ以外にもなんか違和感があるのが気になる所ですが。
後は〜、そうそう30年振りの石坂浩二の「金田一耕助」。
旧作を最近見たところだったので、どうかなー30年振りと言う事で、いくらあんまり老けた感じがしないと言っても、旧作のイメージがあるから違和感があったらどうしようとか思ってたわけですが、意外と違和感なく見られましたよ。
そりゃまぁ、ちったぁ老けた感じにはなってましたけども、元々「金田一耕助」と言う人物が年齢不詳な所があるせいか、そんなに気にならなかったですのぉ。

ヾ(´ω` )まぁ、さすがに走る場面とかは歳を感じなくもないですが(笑)
これも元々金田一さんは「あんたが走っていってどうなるっ!」って感じのタイプの人なので、あんまり気にならないですね。
金田一さんの事に関しては、心配する程のこと無かったなぁと言うのが感想ですね。
やっぱりはまり役だからでしょうかねー。
出来たらこの勢いで「悪魔が来たりて笛を吹く」も作って欲しいんですが、むりですかね?

( ・ω・)ノまぁ、実のところ前作の「八つ墓村」がorzガックリ…な出来だったので今回も心配してたんですけどのぉ。
鍾乳洞探検の出ない「八つ墓村」なんてっ!オマケになんか映像が地味だしとか思ってたんですけども。
今回はやっぱり旧作の脚本をほとんど直さなかったのが良かったのか、なんなのか。
アナログな感じで、決して新しい感じのする作品では無いけども、旧作同様の古い日本を感じさせる映像美に溢れてると言う感じでありますよ。
と言うわけで、細かい所で気になる部分はありますが、まぁ「悪くない」と言う事で。

    
posted by Giselle at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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