2006年12月03日

JAXA小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」地球への帰還へ向けて準備本格化へ

小惑星探査機「はやぶさ」、地球帰還準備が本格化

 昨年11月に地球から約3億キロ離れた小惑星イトカワへの離着陸に成功した宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」が、今月から地球帰還に向けた準備を本格的に始める。化学エンジンやバッテリーに故障を抱え、準備作業には通信途絶や爆発の危険が伴う。一辺1.5メートルほどの小さな機体が厳しい状況を乗り越え、地球へ向かう針路を目指そうとしている。

 宇宙機構によると、はやぶさは現在イトカワから離れ、太陽を回る軌道を飛行中だ。地球からは月までの距離の300倍近い約1億1000万キロ離れており、通信にはまだ片道6分以上かかる。(後略)

元記事:asahi.com

「はやぶさ(MUSES-C)」の冒険と運用に携わった宇宙研(今のJAXA宇宙科学研究本部)の歴史を描いた本。
ぜひとも読んでいただきたい1冊です。


( ・ω・)ノというわけで久しぶりに日本の工学実験探査機にして小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」の話題でありますよ。
えーと前は9月頃に地球に飛来する隕石の多くのルーツが小惑星「イトカワ」の探査データから小惑星帯にあることがわかったと言うものでしたかの。
今回は「はやぶさ(MUSES-C)」本体の情報でありますよ。

ヾ(´ω` )「はやぶさ(MUSES-C)」は去年の11月に地球から約3億q離れた小惑星「イトカワ」へ着陸後トラブルが発生して、一時消息不明となっていましたが、今年1月に「はやぶさ(MUSES-C)」からのビーコン信号を受信して、満身創痍ではあるものの無事である事が確認されました。
その後一時消息不明となる原因となった燃料漏れにより探査機内に漏れた燃料が充満していると考えられ、そのままではまた何かの拍子で吹き出した時に姿勢を失ってまた通信が出来なくなる可能性があるとして、ヒーターを使って探査機全体の温度を上げる「ベーキング」を行い、探査機内に残留している燃料を追い出し、更にイオンエンジンの起動試験にも成功したと言うのが今年の6月頃の「はやぶさ(MUSES-C)」の状態でしたね。

( ・ω・)ノ去年の11月の時点では約3億q離れていた地球からの距離は約1億1千万qまで近づいたというものの、それでもまだ通信するのに片道6分以上かかる距離と言う事ですよ。
つまり、光の速さでも片道6分以上かかるような場所に「はやぶさ(MUSES-C)」はいるというわけでありますのぉ。
それでも地球に近くになって通信の状態も安定してきたと言う事で、いよいよ地球へ帰還する為の準備が本格化したと言う事でありますのぉ。
まぁ、満身創痍の状態なのは変わらないので、これからも慎重に慎重を重ねた運用を行わなくてはいけないわけでしょうけども。

ヾ(´ω` )記事を見るとまたベーキングをするみたいでありますね。
もう漏れた燃料は追い出し終わったはずだと思ったので、「はやぶさ(MUSES-C)」のプロジェクトサイトを見たら、今度のベーキングは漏れた燃料の残りを追い出す為じゃなくて「故障した推進器の温度低下が起きているので、12月に再ヒーティング運用」を行うと言う事のようですね。
後、小惑星「イトカワ」で採取した「イトカワ」岩石の試料が入ったと思われるカプセル(消息不明になった時に電源が落ちてしまってデータが失われてしまったと思われる為、きちんと採取が出来たかどうかわからないので)のフタを閉じる為に破損して最悪爆発の可能性のあるリチウムイオンバッテリ(ソニーのノートPC用のバッテリでも問題になってますね)の充電を行わないといけないのだそうですよ。

( ・ω・)ノなんとか無事に帰ってきて欲しい所でありますのぉ。
「はやぶさ(MUSES-C)」は日本が独自に考えて開発した探査方法が実際に使えるモノだと言う事を実証してくれたわけですしのぉ。
世界最先端の所に今いるわけですよ、日本はこの分野で。
今や世界各国から追われる立場ですからのぉ。
決してアメリカなどに比べて予算が多いわけでも人数が豊富な訳でもありませんが、それでもアイディアと努力で困難を克服してきた成果なわけですからの。
その成果がこの次にも生かす事が出来るといいんですが、なかなか難しいらしいですのぉ。

ヾ(´ω` )「はやぶさ(MUSES-C)」のプロジェクトサイトでも書かれてますね。
次に「はやぶさ-2」を行いたい、アメリカは既に日本の「はやぶさ(MUSES-C)」に追い付かんと日本の何倍もの予算を投入する計画を立てつつあるそうですからね。
なんとか「はやぶさ-2」が行えるように応援をして下さいと悲痛とも思えるような言葉がサイトに書かれてますよね。
具体的には文部科学省や財務省へ手紙やメールを出して欲しいと言う事の要ですよ。
やっぱりこう言う時は内部の人だけでなく、外部の一般市民からの応援が大切と言う事の様ですね。

( ・ω・)ノまぁ、今まで前例が無いだけに署名とかと言っても実効性がわからないと言うのもあるんでしょうけども。
でも、なるべく多くの人が財務省や文部科学省にメールや手紙を出して、応援している人がこんなにいるんだよと知らせる事は決して無駄では無いとおもいますよ。
それが省のサイトにあるメールフォームとかからであってもですよ。
何を書いていいかわからないと言う人もいるでしょうが、「はやぶさ」と「はやぶさ-2」を応援している事と一度世界の最先端に立ったのだからとそこで満足せずに更に前に進むべきだと言うような事を書けばいいと思いますよ。
なんとか予算付くと良いんですけどね。

ヾ(´ω` )かの「Science」誌の編集長から「論文を投稿してくれてありがとう」とまで言われた「はやぶさ」の成果も次に生かす事が出来ないとね。
日本ってそう言うの結構多い気がしますよ、世界の最先端に立ったのにその後国が予算を注ぎ込んで発展させる所まで行かなかったと言う研究が。
もうそろそろ開発するだけじゃあなくて、更にそこから発展させる所まで行ってもいいとおもうんですけどね。

参考ページ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
http://www.jaxa.jp/
JAXA宇宙科学研究本部(ISAS)
http://www.isas.jaxa.jp/j/index.shtml
ISAS今日の「はやぶさ」
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/today.shtml
「はやぶさ」プロジェクトサイト
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index.html
「はやぶさ」の近況と「はやぶさ-2」にむけて
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_48.html

はやぶさまとめ(2chのはやぶさスレのまとめサイト)
http://hayabusamatome.xrea.jp/wiki/


    


posted by Giselle at 23:56| Comment(0) | TrackBack(1) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

[はやぶさニュース] はやぶさ2応援メールはまだまだ有効です
Excerpt: 10 月末をとりあえずの区切りとしていたはやぶさ2応援メールですが,11 月以降もまだまだ有効とのことで,松浦さんが引き続き呼びかけておられます. 松浦晋也のL/D: はやぶさ2の現状とはやぶさ こ..
Weblog: はやぶさまとめニュース
Tracked: 2007-11-04 23:58
いただいたトラックバックは、spamトラックバック排除の為にすぐには表示されません。管理者による承認後表示されます

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。