太陽観測衛星:「ひので」が初画像 数百万度のコロナ輝く
9月にM5ロケットで打ち上げた太陽観測衛星「ひので」の初画像を31日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公表した。エックス線望遠鏡がとらえた画像は、太陽の表面を覆う数百万度の大気(コロナ)が輝く様子を鮮明にとらえている。(後略)
元記事:Mainichi-INTERACTIVE
( ´ω`)ノというわけで今年の9月23日午前6時36分に鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から、最後のM-Vロケット7号機で打ち上げられた太陽観測衛星「ひので(SOLAR-B)」でありますが、太陽同期極軌道への衛星投入、姿勢制御装置の性能確認など初期運用を順調にこなし、この度搭載されている3台の望遠鏡の全ての蓋開けを行い、性能確認の為の太陽観測を開始したと言う事です。
これで取りあえず打ち上げの後の主要な初期運用のイベントは全て終わったと言う事になりますね。
ヾ(・ω・ )JAXAのプレスリリースによると「ひので(SOLAR-B)」は電力・姿勢ともに安定しており、衛星本体や望遠鏡の調整を進めつつ試験観測を続けていると言う事ですよ。
そして3つの望遠鏡、可視光・磁場望遠鏡(SOT)、X線望遠鏡(XRT)、極端紫外線撮像分光装置(EIS)のファーストライトの画像も公開されています。
ただNASAが担当した可視光・磁場望遠鏡(SOT)は広視野・高速撮像を狙った「狭帯域フィルタ撮像系」で一部画像の乱れが生じている様であります。
広視野を必要とする観測で若干これによる制約が生じる様ですが、大きな影響はない模様です。
なお、画像の乱れの原因に付いては開発を担当したNASAの方で原因究明が行われると言う事です。
( ´ω`)ノX線望遠鏡(XRT)については比較対象として「ようこう(SOLAR-A)」の軟X線望遠鏡の画像がつけられていますが、「ひので(SOLAR-B)」の方が画像がクリアで綺麗なのがよくわかりますね。
試験観測データを使っての初期科学成果については後ほどまとめて報告されると言う事ですので、そちらの発表の方も楽しみですねぇ。
何はともあれ無事に観測が開始できそうで本当に良かったですよ。
参考ページ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
http://www.jaxa.jp/
JAXA宇宙科学研究本部(ISAS)
http://www.isas.jaxa.jp/j/index.shtml
「ひので」搭載望遠鏡の蓋開け・試験観測の結果と今後の予定について
http://www.jaxa.jp/press/2006/10/20061031_hinode_j.html
特集「太陽観測衛星SOLAR-B」
http://www.jaxa.jp/news_topics/vision_missions/solar-b/index_j.html
ひので(SOLAR-B)
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hinode/index.shtml
ひのとり(ASTRO-A)
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/complate/hinotori.shtml
ようこう(SOLAR-A)
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/complate/yohkoh/index.shtml
SOLAR-B Project site(英語)
http://www.isas.jaxa.jp/home/solar/
国立天文台SOLAR-B推進室
http://solar-b.nao.ac.jp/
NASA's SOLAR-B WEBSITE(英語)
http://solarb.msfc.nasa.gov/
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