2012年01月12日

打上げ失敗のロシアの火星探査機、15日頃インド洋に落下か



( ・ω・)ノというわけで昨日も少し書きましたが、予定の軌道に乗る事が出来ずに地球周回軌道にとどまり続けているロシアの火星探査機「フォボス・グルント」でありますが、ロシア宇宙庁は15日にもインドネシアの首都ジャカルタ西方のインド洋に落下すると見られると発表しました。
火星探査機「フォボス・グルント」は昨年11月9日に、カザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地からゼニットロケットで打ち上げられましたが、その後2回の噴射で地球周回軌道から離脱し、火星へ向かう軌道へ向かうはずでしたが失敗してしまいました。

ヾ(´ω` )ソフトウェアの問題かハードウェアの問題かはわかっていませんが、「フォボス・グルント」が姿勢を崩してしまった為に、2回の噴射は行われなかったようです。
その後「フォボス・グルント」は軌道上で発見された時には太陽を向いて回転する非常時用のセーフモードの姿勢となっており、ロシアだけでなく欧州宇宙機関(ESA)の持つ追跡局も協力して、なんとか探査機との通信を回復させようと試みられましたが、残念ながらうまくいきませんでした。

( ・ω・)ノ落下予想時刻はモスクワ時間の15日午後1時18分(日本時間午後6時18分)を中心とする14日から16日の間と言われています。
…が、あくまでも予想なのと大気の影響などがあるため、落下の予想時刻と場所は本当に直前にならないとはっきりわからないというのが本当のところですよな。
まぁ、地球は海の面積の方が広いので、恐らくは何処か海に落ちる可能性が一番高いでしょうが。

ヾ(´ω` )火星探査機「フォボス・グルント」の重量は13.5トン、地球周回軌道を離脱するための噴射が出来なかったために、推進剤がおそらく丸々残っている状態となっています。
この推進剤は有害なヒドラジンと四酸化二窒素からなっているんですが、幸いこの推進剤を積んでいる燃料タンクはアメリカなどで使われている高熱にも耐えるチタン製ではなく、アルミ合金製なので、再突入時の早い段階でタンクが爆発・燃焼して燃え尽きると考えられています。
しかし、ロシアは200s以内の破片20〜30個が地上に達するとの予想を発表していますので、燃え残る破片も結構ありそうですね。

posted by Giselle at 23:04 | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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