2011年10月11日

フィリピンのバナナ、病気でこのままでは危機に陥る可能性



( ´ω`)ノ東南アジアのバナナ農園で立ち枯れ病が流行しているそうで、バナナの世界第2の輸出国であるフィリピンのバナナ業界団体は、10日に政府が治療策を発見しなければ3年以内にフィリピンのバナナ産業が壊滅すると警告したそうですよ。
バナナの立ち枯れ病は作物に急速に広がるカビにより発生するんですが、フィリピンのバナナ農園の1200ヘクタールに感染が広がっており、更に感染が拡大する可能性があるそうで、このまま封じ込めが出来ないと危ないんだそうですよ。

ヾ(・ω・ )食用のバナナは3倍体と言って、「生存に必要な最小限の 1 組の染色体」が3組あるんですが、こういう3倍体では植物全体が大きくなる傾向があり、種が出来にくい(出来ない)為農作物の品種改良ではよく使われています。
バナナもほとんど種が出来ないので、吸芽という本体の横から生えてくる新しい芽を使った株分けで増える訳です。
所がこれだと遺伝子の多様性が無くなってしまうんですなー、これが。

( ´ω`)ノずーっと同じ遺伝子を持った個体が子々孫々続いていく事になりますからね。
なので病気が発生すると致命的な打撃を受ける事になってしまうんですね。
以前に広く栽培されていた「グロスミッチェル種」は、この立ち枯れ病の為に壊滅してしまったんだそうですよ。
その後、当時流行していた立ち枯れ病には耐性があった現在の主流の品種である「キャベンディッシュ種」のバナナが広く栽培されるようになったんですが、その後キャベンディッシュ種にも感染する変異体が発見されて、各地で損害を与えているわけですね。

ヾ(・ω・ )というわけで、まだ対処法が見つかっていないため、このままでは遺伝的多様性を持たないバナナは全滅の危機に瀕するわけです。
こう言う時種が出来ない3倍体は、交配による品種改良が難しい為困るわけですなー。
まぁ、今なら遺伝子組み換えによって、耐性を持たせる事も可能かもしれませんが、その為にはゲノムの解読などの対策が進まないとということでありますのぉ。
ちなみにバナナは上述のとおり、種がほとんど出来ないので、外界に向かって遺伝子汚染を引き起こす可能性が低いため遺伝子組み換え作物に適していると言われているそうですよ。

posted by Giselle at 22:25 | TrackBack(0) | 時事ニュース【海外】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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