2011年04月08日

1週間も続く不思議なガンマ線バーストを観測



( ´ω`)ノ普通はガンマ線バーストというのは、短いもので数秒、長くても数時間ほどの減少なんですけどねー。
それが、アメリカ航空宇宙局(NASA)が7日に発表したガンマ線バーストはなんと1週間以上も継続してるんだそうですよ。
ガンマ線バーストというのは、天文学の分野で知られている、もっとも光度が明るい物理現象でして、ガンマ線という放射線の一種で、波長が非常に短い高エネルギーの電磁波が閃光のように放出される現象なんですよ。

ヾ(・ω・ )この現象が最初に発見されたのは60年代終わり頃に打上げられたのアメリカの核実験監視衛星「ヴェラ」によってでありました。
この「ヴェラ」は核兵器の爆発実験の際に放出される放射線を検出する目的で、打ち上げられた衛星でして、昔は大気圏内で堂々行われていたのが、その後大気圏内での核実験が禁止された為に地下で行われるようになり、ソ連がそれをちゃんと遵守してるのかを監視する目的で運用されていたと言う次第。

( ´ω`)ノ所が、この「ヴェラ」が発生源不明のガンマ線のバーストを時々検出するもので、一体どういう事だとデータを調べた所、このガンマ線のバーストは太陽系外の宇宙で発生しているものだと言う事が突き止められたというわけですね。
しかし、太陽系外の宇宙で発生していると判明したものの、天球上のランダムな位置で起こる上に、発生時間が短いためどこで発生したのか位置を特定する事が難しく、しかもそのバーストが発生したと思われる位置の付近を可視光で観測してもそれらしい天体が全く見つからない状態が続いていたんですね。

ヾ(・ω・ )それが、91年にNASAが「コンプトンガンマ線観測衛星」を打上げ、この衛星に搭載された「Burst And Transient Source Experiment(BATSE)」によって、ガンマ線バーストが発生した天球上の位置を十分な精度で決定する事が出来るようになったんたわけでありますよ。
その後いくつものガンマ線バーストが観測され、その結果この現象が遙か遠くの宇宙で起きた超新星爆発と関係しているのではないかと考えられる様になってきたと言うわけですのぉ。

( ´ω`)ノでまぁ、その時に発せられる閃光は、最初に書いたとおり長くても数時間で消えるんですが、先月28日にガンマ線バースト観測衛星「スウィフト」によって観測された「GRB 110328A」と名付けられた、地球から38億光年離れたりゅう座銀河の中心で発生したバーストは、今月4日にハッブル宇宙望遠鏡で観測した時にもまだ現象が継続している事が確認されたと言う事ですよ。
これほど明るくて、変光の度合いが大きく、高エネルギーで、継続期間が長いガンマ線バースト見た事がないとワクワクしてるようでありますよ、NASAの人。

ヾ(・ω・ )NASAの科学者はこのガンマ線バーストが、銀河の中心近くで発生している事から、銀河中心にある大質量ブラックホールが関係しているのではないかと見ているそうですよ。
星がブラックホールに近づきすぎた為に潮汐力で引き裂かれ、恒星のガスがブラックホールに落下し続けている可能性があり、ブラックホールの回転軸にそって外側へ向かうジェットが発生し、そのジェットが地球の方角を向いた時にガンマ線バーストが観測されているのでは?と考えられるそうですよ。

( ´ω`)ノさっきNASATVで出てた映像が、このりゅう座銀河のガンマ線バーストの画像ですかねー。
途中から見たんでよくわからなかったんですが、今後も観測を続けていくそうなので、謎が解明されるといいですね。

posted by Giselle at 22:10 | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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