( ・ω・)ノというわけで、国際宇宙ステーションとドッキング中のスペースシャトル「ディスカバリー」でありますが、日本時間の今日未明から朝に掛けて、アメリカの宇宙飛行士ドリューさんとボーエンさんの2人が第1回目の船外活動を行いましたよ。
ボーエンさんは、ケガをしたティモシー・コプラ宇宙飛行士の代わりに、急遽任命されたんですが、去年の5月のSTS-132でも船外活動を行っている事もあって、スムーズに作業が行われたようですよ。
というわけで、NASATVがYouTubeにupしている、飛行5日目のハイライトをどうぞ。
First Spacewalk Successful for Drew, Bowen
ヾ(´ω` )1回目の船外活動では、第1結合部である「ユニティ」への電力ケーブルの敷設や、昨年の8月に故障した冷却システムのポンプモジュールを交換した時に、作業時間予想よりも掛かったために、船外保管プラットホームに故障したポンプモジュールを設置する作業ができなかったのをしたり、S1トラス上の外部カメラに角度調整器具を設置したりしたんですよね。
で、最後に「手に取る宇宙」というJAXAの文化・人文社会科学利用パイロットミッションが行われたんですが、船外活動で「ボトルに宇宙を詰め込む」というものだそうですよ。
( ・ω・)ノ早い話が、宇宙でボトル(と言っても金属製のシリンダーの様な物ですが)の口を開けて、また閉じるって事ですよなぁ。
地球上と違ってほぼ真空状態の宇宙で何が入るってもんでもないかもですが、手の中に宇宙があるというのを実感しようってもんなんですかのぉ?
人文科学系のこういうミッションは科学ミッションに比べてどうしてもわかりにくくなっちゃうのが難点ですかのぉ。
ヾ(´ω` )現在ISSでは、シャトルのカーゴベイから「恒久型多目的モジュール」の取り出しをしている最中ですね。
「恒久型多目的モジュール」は、元々「多目的補給モジュール」として使用されていた「レオナルド」を国際宇宙ステーションに恒久的に設置出来るように改造したモジュールで、早い話が物置として使われる為に設置されるんですよね。
倉庫スペースに余裕が欲しいと言う事で、「レオナルド」を改修する事になったんですよね。
( ・ω・)ノシャトルが引退しちゃうと、なかなか補給出来ない物とかもありますからのぉ。
シャトルが引退前にいろいろと予備の機器とかを宇宙に持っていこうって事になってますし、その為にも倉庫スペースが必要って事ですよなぁ。
なお、明日にはまた船外活動が行われて、故障しているISSのラジエータの修理なんかが行われる予定ですよ。
まぁ、未明から朝に掛けて行われるので、なかなか生では見づらいですが。
参考ページ
NASA
http://www.nasa.gov/home/index.html
Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html
International Space Station
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/main/index.html
JAXA 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター
http://iss.jaxa.jp/index.html