2010年10月01日

「レアアース不要」な自動車モーターを開発



( ・ω・)ノなんというか、ちょうど中国がレアアース(希土類)の日本への輸出を止めていると言う時に(もう再開したという話も出てますが)、この発表とは、このモーターを開発した「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」と北海道大学としては、「よっしゃ!ナイスタイミング!」と内心思ったかもしれませんのぉ。
なにしろ彼らは「レアアース(希土類)を必要としない次世代ハイブリッド専用モーター」を開発したと発表したわけでありますからのぉ。

ヾ(´ω` )注目度がぐーっとアップですよね、このタイミングでの発表だと。
ちなみに今話題の「レアアース(希土類)」というのは、スカンジウムイットリム、ランタンからルテチウムまでの17元素のことでありまして、通常「希土類」というと、この17の希土類元素の酸化物なんだそうですよ。
この希土類元素は化学的な性質がよく似てるんですが、ちょいと性質が違うスカンジウムと天然には存在しないプロメチウム以外の元素は、ゼノタイムやイオン吸着鉱などの同じ鉱石中に相伴って産出するので、単体として分離するのが難しく、混合物である「ミッシュメタル」として使われる事も多いんだそうですよ。

( ・ω・)ノでまぁ、蓄電池や発光ダイオード、磁石などのエレクトロニクス製品に必要不可欠な材料なわけでありますなー。
でまぁ、現在このレアアース(希土類)は中国の内モンゴル地区が世界の産出量の97%以上を占めておりまして、その他の産地もインドやオーストラリアなどに偏在しているわけなんでありますが、日本では世界の需要の約半分ほどを占めるにもかかわらず、ほとんどを中国からの輸入品である「風化花崗岩」に頼ってまして、今回みたいにもめて嫌がらせに止められると困るわけでありますなー。

ヾ(´ω` )まぁ、そうはいっても中国は希土類の埋蔵量の3割を占めているだけなので、新しい供給先を鋭意開発中でありますけどね。
日本国内にも花崗岩を上回る割合で希土類元素が含まれているマンガン鉱床がある事が判明したり、火力発電所等の集塵機で回収される石炭や石油の灰にも含まれていたりするそうなので、まぁ、そう言う新しい供給源を開発する必要があるということでありますね。
特にハイブリッドカーや電気自動車用モーターの磁石には「ネオジム」と「ジスプロシウム」の添加で保磁力が高まるとかで、必要不可欠と思われていたわけでありますね。

( ・ω・)ノところが〜、今回NEDOと北大が、「ネオジム」と「ジスプロシウム」を含まない一般のフェライト磁石を利用するモーターの開発に成功したというわけでありますなー。
安価なフェライト磁石だけで作れるという事で、次世代自動車開発において、日本の産業競争力を高める事が期待出来るというだけでありますよ。
通常のフェライト磁石は、レアアースを使用する磁石と比べるとコストは20分の1程に抑えられるものの、磁力が弱いんですが、NEDOと北大は磁力を逃さないようにする構造を新たに開発して、フェライト磁石でも充分に使える様にしたというわけでありますのぉ。

ヾ(´ω` )まぁ、実用化にはまだ数年掛かるとはいえ、希土類に依存するよりも、より安価なフェライト磁石で作る事が出来るんだったら、その方が手軽で良さそうな感じでありますよね。
posted by Giselle at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ニュース【国内】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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