2006年03月12日

旧ユーゴ大統領ミロシェビッチ氏が拘置施設内で死去、司法解剖へ

旧ユーゴ戦犯法廷、司法解剖で元大統領の死因特定へ

 【ブリュッセル=林路郎】旧ユーゴスラビア戦犯国際法廷(オランダ・ハーグ)は12日午前(日本時間同日午後)、拘置施設の独房で11日に死亡しているのが見つかったスロボダン・ミロシェビッチ被告(64)(元ユーゴ大統領)の遺体の司法解剖を同市内の法医学施設で行い、死因の特定を急ぐ。

 同法廷のカルラ・デルポンテ首席検察官は12日、ハーグで記者会見し、「(同被告が)自殺した可能性もあるとは思うが、検視結果を待つ」と述べた。(後略)

元記事:YOMIURI ON-LINE
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060312it13.htm


( ´ω`)ノというわけで旧ユーゴスラビア紛争の際に、ユーゴ連邦大統領(現セルビア・モンテネグロ)を務め、セルビア民族主義を掲げて、ボスニア・ヘルツェゴビナのセルビア人勢力を支持し、「民族浄化」と呼ばれる程の激しい内戦を引き起こした、ミロシェビッチ元大統領。
99年5月に、「人道に対する罪」「大量虐殺」等の罪でオランダ・ハーグの旧ユーゴ国際戦犯法廷に起訴されて裁判が行われていましたが、11日にハーグの拘置施設の独房で死去していたのが発見されました。

ヾ(・ω・ )で、ミロシェビッチ被告の弁護人が、ミロシェビッチ被告が生前に毒殺の懸念を表明して、実兄等家族が滞在するロシアに身柄の保護を求めていたと言っていたり、心臓病の治療のためにロシアに行きたいと言っていたのに許可されなかった等ありまして、司法解剖が行われると言うわけなんですのぉ。
まぁ、元々心臓病と高血圧を患っていたそうなので、病死ではないかと思われる訳なんですが、さっき旧ユーゴ国際戦犯法廷の主席検察官の記者会見を見た所では自殺の線もあり得ない話ではないと言う事らしいので、憶測が憶測を呼ぶ前にはっきりとさせようというわけですのぉ。

( ´ω`)ノ実際実兄のボリスラフ氏は国際法廷に責任がある等と国際法廷を批判しているそうですしねぇ。
もっとも心臓病や高血圧の治療なら何もモスクワに行かなくても、オランダでも充分に治療が可能だと思いますけどね。
ミロシェビッチ被告が大統領時代に弾圧を受けた人が「自分達が収容された所とは比べものにならない位いい待遇だ」と皮肉ってましたねぇ、そう言えば。
まぁ、いずれにしても死因に疑念がもたれたままよりは、はっきりとさせておいたほうがいいでしょうねぇ、こう言う場合ですから。

ヾ(・ω・ )しかしまぁ、これで旧ユーゴ国際戦犯法廷での裁判は事実上打ち切りになってしまうわけですのぉ。
まだ他に、セルビア人勢力の政治指導者だったカラジッチ、軍の最高司令官だったムラディッチ両被告が逃亡中のままですからのぉ。
このままではボスニア紛争で何が起こっていたのかあやふやなままに終わってしまう可能性もありますのぉ。

( ´ω`)ノもう10年近くになりますからねぇ。
何とかしてカラジッチ、ムラディッチ両被告の身柄を確保して欲しい所ですが。
国際的にはどうあれ、セルビア人の人達にしてみれば英雄の様に見る人達もいるわけで、なかなか難しい所ですよね。




posted by Giselle at 22:14| Comment(0) | TrackBack(1) | 時事ニュース【海外】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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